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Montessori Parents あきえ先生とあすちゃん対談

対談「子育てをしているすべての方へ届けたい」モンテッソーリペアレンツ ファウンダー モンテッソーリ教師あきえ×事業責任者 あすちゃん

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季節の変わり目、年度の変わり目で、なにかと変化があるこの時期。大人もこどもも、どこか少し落ち着かない、そんな日々を過ごしていらっしゃる方も多いかもしれません。ゆらぎの多い環境に置かれたときこそ、子育ての軸をもっていることが、心の支えにもなってくれると感じています。

子育てに特化したモンテッソーリ教育のマインド・知識・こどもへのかかわり方などのスキルを体系的に学べるオンラインスクール モンテッソーリペアレンツ。リリースから間もなく2年を迎えようとしているモンテッソーリペアレンツについて、どのような思いで立ち上げに至ったのか、受講生の変化など、ファウンダーであるモンテッソーリ教師あきえと、モンテッソーリペアレンツ事業責任者として、ともに立ち上げに尽力してきたあすちゃんにたっぷりとインタビューしました。

プロフィール
モンテッソーリ教師あきえさん

「こどもが尊重される社会」を目指す株式会社コトラス代表。これまでのセミナー登壇の経験から子育てのためにモンテッソーリ教育を体系的に学び、子育ての軸が作れる場所(スクール)の必要性を感じ、モンテッソーリペアレンツを立ち上げる。現在はファウンダー兼講師を務める。

プロフィール
あすちゃんさん

モンテッソーリペアレンツ事業責任者。「子育てを通して幸せな笑顔を増やしたい」という信念の元、2022年にモンテッソーリペアレンツ事業責任者に着任。初期の立ち上げから、企画運営など幅広く担当している。​​

プロフィール
インタビュアー:きょうちゃんさん

モンテッソーリペアレンツ立ち上げ当初の2022年5月に受講生として受講をスタート。モンテッソーリペアレンツの学びの意義や価値を感じ、現在はモンテッソーリペアレンツのコミュニティマネージャーとして運営を手伝っている。

信念と柔軟性を兼ね備えた大人が増えてほしいという思いから立ち上げたモンテッソーリペアレンツ

きょうちゃん:モンテッソーリペアレンツを立ち上げたきっかけや当時の思いについてお聞かせください 。

あきえ:MP(モンテッソーリペアレンツの略称。以降MPと表記)立ち上げ前は、単発のイベントをちょこちょこやっていて、とにかく「子育てのために体系的に学べる場をつくりたい」ということは強く感じていました。

せっかくイベントに参加しても、少し時間が経つと「そのときの気持ちを忘れてしまう」というお声もたくさんいただいてきたんです。それから、「こうせねばならぬ」にとらわれて、知識でがんじがらめになってしまう方の姿も見てきたので、「自分はこれを大事にしていきたい」という信念と柔軟性を兼ね備えるお手伝いをしたい。そして、そんな大人に助けてもらいながら、しっかりと人格形成をしていけるこどもが増えていってほしい。それが、尊重される社会につながっていくはず、という一心でした。

きょうちゃん:その思いが、MPの中でもたびたび出てくるキーワード「しなやかな子育ての軸をはぐくむ」というところにつながったんでしょうか?

あすちゃん:そうですね。私が「しなやか」という言葉に込めたのは、「悩んじゃダメということじゃないんだよ」という気持ちです。いくら学んでいても、軸があっても、子育てって悩みがゼロになるわけじゃない。私自身も、過去にはどこか完璧像を求めてしまっていたところがあったのですが、あきえ先生になる必要もないし、なれない。そして、あきえ先生でも悩むことがあるっていうことを知ったんです。だから、悩んだり、自分と向き合う時間をとったりといった、いろいろなことを包括して「しなやか」という言葉を使っています。

きょうちゃん:私自身も一受講生として、日常とMPでの学びをいったりきたりすることで、しなやかさが育まれるという実感はあります。体系的な学びの時間と同時に、日常に落とし込んで考えたり振り返ったりする時間も大切ですよね。

しなやかさを育むうえでのキーとなっているのが、ワークショップ(※1)だと感じています。

(※1)全6テーマの中から毎月1回、ZOOMを利用して、リアルタイムで思考を深める。基礎コース1年の受講期間の中で最大12回参加可能。

Montessori Parents あきえ先生とあすちゃん対談

あきえ:当初の思いとして、受講する方は子育て中で忙しい方が多いから、それでも可能な学びにしたいというのがありました。そのため、「オンラインで完結する」という受講スタイルにこだわりました。

ただ知識だけを動画レッスンとして「はい、どうぞ」と渡しただけだと、知識としてはインプットできるけど、そこどまりだなという思いもありました。

だから、毎月、半強制的にワークショップに参加してもらって、立ち止まって考える、そして言語化して行動に移してみる、というのを取り入れたんです。結局それが、自分の理想と現実のギャップに気づいたり、自分ができている部分に気づいたりということにつながる。インプットしたことを元に歩んでもらえるだろうと思い、みなさんのペースでできる学びとみんなで一緒にする学びとのハイブリッドという今の形になりました。

きょうちゃん:ワークショップは、受講生からの「あの時間が好きです」というお声が多いですよね。

あきえ:ワークショップは「MPコンパス」(※2)を元に組み立てたのですが、受講生とのハーモニーで育まれたというのも感じています。

きょうちゃん:「MPコンパス」は、子育ての指針が7つのポイントにまとめられたものですよね。最後の3つは自分で書き足して10にするというところもMPらしいなと思いますが、あれはどのように作られたのですか?

あすちゃん:まだカリキュラム作成段階で私が基礎コースのレッスン動画を繰り返し見る中で、心に留めておきたい言葉がいくつも出てきて。この動画でこどもの自立に向けて学ぶことの行き着く先は結局はこれだなと。それを復唱できるくらい心に留めるものにしたかったんです。さらにそこに、学ぶなかでそれぞれが3つを付け加えることでその人らしい子育ての軸になっていく。こどもの自立という目的地に向かっていつでも正しい方位を指してくれるものとしてまとめたのが「MPコンパス」です。

(※2)MPコンパスのキーワードになっているのが、ワークショップのテーマでもある「自ら育つ力」「対等にみる」「環境」「自由」「できたの保障」「尊重」の6つと「観察」。ワークショップ開催時には毎回「観察会」が行われる。

きょうちゃん:いわば受講者目線のあすちゃんの意見を活かしながら、お二人でブラッシュアップしていったんですね。

あきえ:モンテッソーリ教育が大事にしている部分は、アレンジではなく、そのままお伝えしているけれど、子育てに落とし込めなかったら意味がない。ここは教師のための学びではないので、目の前のお子さんに対して親としてどうかかわるかというのを大事に、みなさんがすぐに子育てに取り入れられるように、話し合ってブラッシュアップしていきました。私にとっては当たり前の言葉のチョイスが、より学びを難しくしている場合もあって、「ここはこう変えたい。」「いや、ここはゆずれない。」とたくさんすり合わせをしました。

あすちゃん:実践コースのレッスン動画も、講師のあきえ先生とえり先生が自然にやっていることを、私が理解できなくて。真似するときにノウハウがないと、どうやって見たらいいかわからなくて、5minds と 10tips にまとめましょうとなったんです。マインドとスキルの部分に分けて、お二人がどう自然に使い分けてこどもとかかわっているかというのを、理論的に真似して、頭でも理解して、体得できるような動画にしたいっていうのがありました。それで、結構細かく「どうしてここはこのかかわりをしているんですか?5minds と 10tipsのどれに当てはまりますか?」など細かく講師に聞いては「ここにテロップで出してください」などの指示を出して作っていきました。

こどもという存在に対してのパラダイムシフトや自己変容が起こっていく受講生の姿

きょうちゃん:実際に受講生とかかわる中で、感じる受講生の変化やエピソードがあれば教えてください。

あきえ:あすちゃんどうですか?

あすちゃん:思い出すだけで心がいっぱいになる感じに浸っています…。ちょっと待ってください。あきえさん、どうぞ(笑)

あきえ:(笑)SNSで発信していて、みなさん、このイライラをどうにかしたいとか、着替えてくれないこどもにモヤモヤするとか、目の前の日々のかかわりに本当に困っていらっしゃったり、あとは、どう才能を開花させるか、どんな活動を用意すればどんなところが発達するのかといった、モンテッソーリ教育の早期教育的側面、表層の部分を見ていらっしゃるなというのを感じる場面が多くありました。

でもそういったところから学びがはじまっているのに、徐々にこどもという存在に対してパラダイムシフトが起こって、「一人の自ら育つ力をもった対等な人間なんだ」という受講生自身のこども観がアップデートされて。かつ、その方が実際に行動を起こして、見守ることができた、尊重した声かけやかかわりができた、忍耐強く待つようになったというふうに変わっていって。さらに、その変化を元に、自分にも自信がなくて自己肯定感が低かったけれど、もっとこどものことを受容しようとしたときに、まずは自分を受容しようということに気づいて。はじめは「こども」が主語だったのに、いつしか「自分」が主語に変わって、自分を見つめて自己変容が起きていく。それが、より良いこどもとのかかわりにつながり、受講生によっては、パートナーとのかかわりや仕事のあり方などにもつながっていく。こうして、こどもはもちろん、その範疇を超えて変わっていくのを見ると、まさにモンテッソーリ教育が目指しているところだなと感じるんです。

こどもとの目の前のかかわりや早期教育的な「こどもにこれをやらせたい」というところからはじまっていたのに、時間を経て振り返ったら全然違うところに来ていた。受講生お一人お一人、エピソードは違うけど、そういう変化を聞けたときには、やっててよかったなと思うし、その変化に伴走できたのはありがたいなと思いますね。

あすちゃん きょうちゃん:……それは私のことですか!?

一同:(笑)

あすちゃん:そこに立ち会えるのは本当に嬉しいですね。さらに、ご夫婦でお互いに変容が起き合っているというお話が聴けると、より嬉しさを感じている自分がいます。

あと、そこまでいくと、社会に目が向けられるなとも感じます

MPのコミュニティの中で、「地球市民として、地球の問題を自分事として考えていただろうか」という視点で、SDGsの話題を挙げている方がいて、自分の目の前の子育てのことを学んでいたはずなのに、自分の身近なところから、どんどん輪が広がっているなと。私たちがMPを通じて実現しようとしてきた「尊重の輪」を感じられるというか、受講生の分だけ輪が広がるんだな、というのが体感できるときは幸せだなと思いますね。そこに携われているというのが、ありがたいという感謝の気持ちです。

あきえ:尊いよね。そこはもうこちらがプッシュしてできるものでもないし、私たちは、バトンを託したらもうそこから先はそのバトンをどう使うかはその方に託されているから。

あすちゃん:大人の自立というが正しいのかわからないけど、ギュッとしなやかな軸が育っていったら、あとはどんどん派生していくのかな、と。

そして、受講生から「ありがとう」と言っていただいたときに、「こちらこそ、ありがとう」という気持ちになるような関係性が素敵だなと。

ワークショップに参加していても感じます。モンテッソーリ教育の考え方が、対こどもだけじゃなくて、大人に対するかかわりにつながる部分もあるので、受講生同士とか、お二人とのかかわりの中でも感じられるところなんでしょうね。

予想以上の反響があったリリース時、過酷な実践コースの生み出し、初めてリアルで開催したイベント Montessori Parents Day

きょうちゃん:立ち上げてから今日までの中で一番印象に残っていることはなんですか?

あきえ:私は、リリースのときと、実践コースを作っているときですね。リリースは、私たちの予想をはるかに超える、説明会申し込み、受講申し込みだったんです。まさかそんなにお申込みいただけると思っていなかったので、みんなでてんやわんやしたのを覚えています。

実践コースのときは「ほんっと、みんながんばったよね!」っていう思い出です(笑)もう一回やってって言われたら誰も「うん」と言わない、というくらい過酷な中でやりました。なんで過酷だったかというと、私が「カリキュラム構成として、基礎コースほど大変じゃないから大丈夫」だと言ったからなんですけど……(笑)基礎コースの受講がすでに始まっている中で、その方々にタイムリーに届けたいというのがあって。想定したスケジュールでやってみたら全然大丈夫じゃなかったということです(笑)基礎コースよりもカリキュラムが多いですしね。

あすちゃん:思い出しますね(笑)でも、実践コースの大幅な方向性転換があったからというのも大きかったんじゃないですか。捨てきれなかったこだわりがあって変えましたもんね。

あきえ:そうそう、MPのアンバサダー(※3)さんに見てもらって、そこで「ちょっと待って、もっと伝えたいことって違くない?」となって、方向を変えていきましたね。

(※3)MPが好きで、子育てを学ぶ魅力や自分の変化を伝えたいという想いを積極的に発信し、「こどもを尊重する社会」の実現に向けて一緒に盛り上げるチームのメンバー。0期生の紹介記事はこちら。1期生の紹介記事はこちら

あすちゃん:レッスン動画の撮影日の前日に変えましたよ(笑)

あきえ:そうだっけ!?……うん、そうでしたね(笑)実践コースのレッスン動画はこどもと一緒に撮ってるんです。幅広い年齢というのも意識していたので、数人のお子さんたちに協力してもらって。だから、1日かけて一気に撮ってしまえばいいというものでもなくて。スタジオを予約して、カメラマンさんに来てもらって、こどものコンディションを整えて、時間をかけて撮っていくというのも手間暇かけました。それから、レッスン動画自体の本数も、基礎コースに比べると倍あるから、編集がとにかく大変だったということもありました。

さらには、立ち上げ当初からチームメンバーの中で2人が妊娠出産を経ていて、実子とカリキュラムと合わせると4回出産しているようなものだから(笑)そういう意味でも、限られたリソースの中で、少数精鋭で、みなさんの力を貸していただきながらやってきました。

きょうちゃん:ちなみに方向を変えたというのは、どの辺りだったんですか?

あきえ:実践コースは、こどもの自立を生活ベースで育んでいくために家庭で何ができるのか、そのために私たち大人の対応力を高めていく、というのが学びのメインになっているんですね。ただ、作っているうちに、園で実践するような「活動」も家庭でできるバージョンとして含んでいってしまって。

「待って」「これってMPがやること?」「MPが届けたいのはそういう実践力じゃないよね」となって、もっとMPにしかできないこと、MPだからできることを追求していこうよと。生活ベースの、家庭だからできることに戻して、撮影を進めていきました。

あすちゃん:それが前日だったっていう(笑)

あきえ:本当によくやったよね(笑)

あきえ:受講生からは、とにかく尊重、見守るというのが大事というのはわかっていたけど、わかっていたことを「こういうことなんだ」というのが体得できて、自分の対応力が高まったというお声はたくさんいただいているので、本当によかったなと思います。

きょうちゃん:あすちゃんは、印象に残っていることはなんですか?

あすちゃん:私も実践コースのリリースと、それからMontessori Parents Day(※4)ですね。2023年9月に初開催したのですが、この記念すべき初めてリアルで集う日をどう企画していくか、本当にたくさん時間を使いました。普段はオンラインばかりなので「告知しても集まらなかったらどうしよう」「満足してもらえなかったらどうしよう」そんなことばかり考え続けてしまう日も。私の心配をよそに、ありがたいことに反響もたくさんいただき、当日の会場も本当に温かい雰囲気で。自分の子育て、人生について真剣に向き合い、ともに分かち合っている姿を拝見して「モンテッソーリペアレンツは受講者さんと共に、ここまで育まれてきたんだ」と心から感じる経験になりました。

あきえ:本当にあの日の余韻はすごかった。開催してよかったと心から思いましたし、モンテッソーリペアレンツとしてつくりたかったものがつくれてきているこの上ない幸せも感じましたね。

きょうちゃん:私も参加させてもらいましたが、言葉では表しきれないほど、本当にあたたかい空間、時間でしたね。はじめましての方もいて緊張しましたが、育児や自分についてじっくりと向き合って、周りの方とシェアして、終わるころには満たされた気持ちでいっぱいでした。

(※4)Montessori Parents Day 2023 開催レポートはこちら

子育てをしているすべての人へ。「豊かに子育てをしていきたい」と思っている人にこそ届けたい

きょうちゃん:これから、モンテッソーリペアレンツをどのような方へ届けていきたいですか?

あすちゃん:私は、届けたいというか、どうやったら届くかなと考えているんですが。せっかくMPのことを知ってもらって必要だと感じてもらっても、「毎日が忙しくて、今じゃないからまた時間ができたら学びます」と言う方もいて、そういう方にこそ届けたいなと強く感じます。「学び」ということに対して、重く感じたり、完璧じゃないとできないと思ったり、私は今はそんな状況じゃないと感じたり、そういう方々に「今だよね」と思ってもらうにはどうしたらいいかなと考えています。

あきえ:私は、こどもが尊重される社会を目指したいと思っていて、それができる大人が増えてほしいと思っているし、そんな大人に囲まれて、しっかり自分を育むことができるこどもが増えていってほしいというのが一番大きいところにある思いなんですよね。だから、子育てに悩んでいる人、どうしたらいいかわからないという人もみんなここで待ってるよ、と思っています。子育てをしているすべての方に届けたい

でも特に「豊かに子育てしていきたい」と思っている人に届けたいかなと思います。

MPでの学びって、受講期間中だけがんばればいいものでもないし、自分のものとして体得していって、こどもだけでなく、周りの人に対しての尊重したかかわりが当たり前になっていくことが大事だと思うので。もちろん、迷うし悩むものだけれども、自分の人生の豊かさや幸せな子育て、そういうのを目指している人に届くといいなと思います。

もちろん、どなたでも大歓迎ですし、来ていただいた方には、しっかり歩んでいけるだけの情報提供や歩み寄りをしていきたいです。

寄り添う場所、立ち戻れる場所、尊重であふれる場所に

きょうちゃん:それでは、最後のご質問です。モンテッソーリペアレンツをどのような場所に育んでいきたいですか?

あきえ:2つあります。1つ目は、寄り添っていく場所であるということ。その人らしい、しなやかな子育ての軸を育む場所でありたいと思っています。

2つ目は、立ち戻れる場所であるということです。日常でふと現実に入ってうまくいっていない自分に向き合う瞬間があるじゃないですか。そういうときに、MPの学びにもう一度入ることで、「そうそう、こういう思い」「このまなざし」という感覚に戻る。日常と学びとの行き来を、何度も繰り返すことで自分のものになっていくと思うので、そういう立ち戻れる場所でありたいですね。

そして、受講を完了してもコミュニティでつながっていますし、子育ての旅がまだまだ続いていく中で、「あの場所があったから、今の自分がこうしているんだな」というふうに物理的ではなくても、心の中でも立ち戻ってもらえる場所であり続けたいなと思います。

あすちゃん:そうですね。近しい言葉になってしまうんですけど、この場が尊重であふれる場所、受講生同士だったり、みんなが尊重で包まれる場所でありたいなと思います。そして、これからMPをサポートする仲間が増えていっても、本質は極めつつも、押し付けではなく、穏やかな空気感で寄り添っていくような場所として、ブレないように育んでいきたいですね。

まとめ

きょうちゃん

立ち上げから2年となるモンテッソーリペアレンツ。メインとなって立ち上げに尽力されたお二人にお話を伺って、充実したカリキュラムに込められた熱い思いや、過酷な裏側を知ることができました。まさかあの濃密なカリキュラムを半年ほどで作り上げてこられたとは……。 一受講生として、学びをとおして自分が変わってきたことも感じますし、MPが立ち戻れる場所であるとも感じています。より多くの子育てをしている方に届くことを願っています。

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この記事を書いた人
モンテッソーリペアレンツ
Montessori Parents

子育てに必要なモンテッソーリ教育のマインドや子どもへのかかわりを体系的に学び、あなたらしい「しなやかな子育ての軸」を育むためのオンラインスクールの運営を行っています。

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