「急いで」「早く」を言わずに済む!子どもの朝の支度がスムーズになるモンテッソーリ子育て

朝の出かけるまでの時間は、大人も子どももやることがたくさんあってバタバタしがち。「もう早くして!」「急いで支度して!」などと声を荒げてしまったご経験のある方も、なかにはいらっしゃるかもしれません。

でも本当は、穏やかな心と笑顔で「いってらっしゃい」と「いってきます」のコミュニケーションを交わしたいですよね。

この記事では、朝の支度にまつわる悩みを解決するヒントを、モンテッソーリ教育の視点を絡めてお伝えしたいと思います。

朝の支度がスムーズになる3つのポイント

朝起きて、トイレに行って、顔を洗って、着替えをして、ご飯を食べて、歯を磨いて、園にいく準備をして、靴を履いて家を出る。大人だけならパパッと済んでしまう朝の準備も、子どもと一緒だと大人が望むスピードでは進まないこともありますよね。

しかし、改めていくつかのポイントを見直すことで、今よりスムーズに支度ができるようになるかもしれません。それでは、子どもが朝の支度をスムーズにできるようになるポイント3つを見ていきましょう。

①環境を整える

1つ目のポイントは、環境を整えるということです。

以前こちらの記事でもご紹介しましたが、家の中はあらゆるものが大人仕様になっています。

子ども目線で見たときにやりにくい点はないか、子どものアクション一つ一つを観察して、確認してみることをおすすめします。大人の手を借りなければできないことがあるのであれば、少し見直してみるとよいでしょう。

また、着替えや食事などをする際に、おもちゃやテレビが目に入ると、目の前のことに集中できないということもあるかと思います。そういうものは、できるだけ視界に入らないような配慮をするのも有効です。

以下を参考にチェックをしてみてください。

  • ・ 顔を拭くタオルは子どもの手が届くところにあるか
  • ・ 服は選びやすいように数が制限されているか
  • ・ 園に持っていくものは子どもが自分で選び取れるようになっているか
  • ・ たんすの周囲におもちゃは置いてないか
  • ・ テレビがつけっぱなしになっていないか(テレビに布をかけるのもおすすめ)


このように、子どもが自分で支度しやすい環境を整えることで、朝の支度がスムーズになるだけでなく、子どもの身辺自立を促すことにもつながります。

②具体的に伝える

2つ目のポイントは、具体的に伝えるということです。

特に乳幼児期は、具体的思考をしている時期なので、「急いで!」「早くして!」などの抽象的な表現では、子どもは何をしたらよいかわかりません。そのため、やってほしいことを具体的に伝えるようにしましょう。

伝える方法は「お願い」「問いかけ」がおすすめです。

「もう家を出る時間だから靴下を履いてください」や「ご飯を食べ終わったね。次にすることは何だったかな?」といった具合です。また、例えば遊んでいて次の行動へ促したい場合は「長い針が5と6どっちになったらおしまいにする?」などと選択肢を示して、子どもが自分で決められるようにする声かけもおすすめです。朝のルーティンをリストにするなど、可視化して「朝やることはなにかな?」と子どもと一緒に確認できるようにしておくのもよいでしょう。

③行動で示す

そして、声かけと一緒に意識したいのが、3つ目のポイント、大人が行動で示すということです。

先ほど具体的思考と抽象的思考についてお伝えしましたが、いくら具体的な言葉で伝えても、言語は抽象的な表現です。特に目の前のことに集中している子どもには、こちらの声はなかなか届きません。

子どもには「出かけるから靴を履いてねー」などと声をかけながら、自分自身は「このお皿を洗ってしまおう」と別のことをしていることはありませんか?言葉だけで促しても、子どもの行動にはなかなかつながりにくいのです。そんなときは、一緒に着替えの場に行く、歯磨きを一緒に行うなど、大人自身が行動することで何をするかを具体的に示していきましょう。「もう家を出る時間だから玄関で待ってるね」などと声をかけて、来てほしい場所で待っていることもおすすめです。

理解していることと行動できることは別。伴走していこう

4歳くらいになると、こちらが言っていることはわかっているはずなのに、声をかけても行動しないということがあるかと思います。特に会話が成り立つようになると、子どもにはすぐに動いてほしいと思ってしまいがちなのですが、わかっているのと行動できるのは別の話。大人でも「ダイエットは明日から」のように、わかっていても行動に移せないということはありますよね。まだまだ意思力の弱い子どもにとってはなおさら、理解と行動を結びつけるのは難しいことなのです。さらに、大人は先を見通してやるべきことを頭に浮かべながら行動できますが、子どもは「今」を一生懸命生きていて、先を見通す力はまだまだ未発達の状態。そのことを大人が理解して伴走していけるようにしたいですね。その日のコンディションに影響を受けるということも心に留めておきたいことです。子どもが助けを求めている場合やどうしても時間がない場合は、「お手伝いするね」とひとこと断った上で手を貸しても大丈夫ですよ。「できる日もあればできない日もある」くらいの感覚で構えておきましょう。

まとめ

今回は、子育ての悩みとして聞くことの多い朝の支度について取り上げました。3つのポイントを読んでいただいていかがでしたでしょうか?

忙しい朝の時間帯に子どもと伴走する必要があることを考えると、かなり骨が折れる上に、生活習慣や朝のルーティンを見直す必要に迫られるご家庭もあるかもしれません。しかし、少しやり方を変えることで、子どもが今よりスムーズに支度ができるようになることが期待できますし、さらには子どもの身辺自立を促すことにもつながります。私たち大人が、子どもの発達のゴールである自立と自律へのサポートをしていけるように意識したいですね。

今回ご紹介した3つのポイントを意識していただき、忙しい朝時間を少しでも軽やかな気持ちで過ごしていただけたら嬉しいです。

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