子育てにモンテッソーリ教育を取り入れる
\ 「3ステップ動画」を無料プレゼント中🎁 /
「やらせる」のは逆効果?こどもの自主性を育む親のかかわり【モンテッソーリ流】

「宿題やったの?」
「ピアノの練習しなさい!」
毎日こんな言葉を繰り返して、疲れていませんか?
親としては「こどものために」と思ってやっていることでも、実はそれがこどもの「幸福度」や「主体性」を奪ってしまっているかもしれません。
「じゃあ、どうすればこどもが自分から動いてくれるの?」
「嫌がることを無理やりやらせちゃいけないの?」
そんな疑問を持つ方へ。今回の記事では、「やらせる」教育がNGな理由と、こどものやる気を引き出すための具体的なかかわり方についてお伝えします。
そもそも「やらせる」ってなに?なぜNGなの?
「やらせる」教育の最大の問題点は、こどもの動機が「外発的」になってしまうことです。
外発的動機付け:「怒られたくないからやる」「褒められるからやる」といった、外からの刺激による動機。
内発的動機付け:「楽しいからやる」「知りたいからやる」といった、自分の内側から湧き出る動機。
「やらされている」状態が続くと、こどもは「大人の顔色を伺って動く」ようになります。これは、指示がないと動けない「受け身」の姿勢を作ってしまうだけでなく、将来的な幸福度にも悪影響を与えることが研究でも分かっています。
本来育てたいのは、嫌なことを我慢して人に合わせる力ではなく、「自分で考えて、試行錯誤する力」ですよね。

今日からできる!自発性を育む「3つの鉄則」
では、具体的にどうかかわればいいのでしょうか。大切なのは「区別」と「種まき」です。
1. 「マスト」と「願望」を区別する
まず、その行動が「生きていく上で本当に必要なこと(マスト)」なのか、「親がやってほしいこと(願望)」なのかを明確に分けましょう。
- マスト:歯磨き、お風呂、食事のマナーなど。
- 願望:習い事、早期教育、特定のスポーツなど。
ここを混同して、全てを「やらなきゃいけないこと」として押し付けてしまうと、こどもはパンクしてしまいます。
2. マストなことは「理由」を伝えて伴走する

歯磨きなどの生活習慣は、やらなくてはいけません。
しかし、頭ごなしに「やりなさい!」と言うのではなく、「なぜ必要なのか」を丁寧に伝えましょう。
「歯磨きしないと虫歯になって痛い思いをするから、バイキンさんを出そうね」
理由を伝えた上で、習慣化するまでは親がサポートします。
嫌がる場合は、「眠い」「痛い」「やり方がわからない」などの理由を探り、環境を整える(こども用グッズを用意する等)ことで解決できることも多いです。
3. 習い事などは「大人が楽しむ姿」で種まきする
「英語を話せるようになってほしい」「運動が好きになってほしい」
そう思うなら、まずは親自身がそれを楽しむ姿を見せましょう。
こどもは親をよく見ています。「勉強しなさい」と言う親がスマホばかり見ていては説得力がありません。
お父さんが英語を楽しそうに勉強している、お母さんが休日にスポーツを楽しんでいる。そんな姿こそが、こどもの「僕もやってみたい!」を引き出す最強の種まきになります。
みなさんの「これって大丈夫?」にお答えします
Q. 嫌がる歯磨き、どうしても無理やりになってしまいます…
あきえ一言「ごめんね」と断りを入れてから行いましょう。
どうしてもやらなければならない時もありますよね。そんな時は、無言で押さえつけるのではなく、「ごめんね、虫歯になると困るから、今日はちょっと無理やりやるね」と一言断りを入れましょう。それだけでも、こどもへの伝わり方は変わります。こどもの尊厳を守りながら行うことが大切です。
Q. 習い事のきっかけ作り、どうすればいいですか?



家族のイベントとして体験してみましょう。
いきなり「習いに行くよ!」と連れて行くのではなく、「面白そうな場所があるから行ってみない?」と誘ってみたり、家族みんなで遊びに行ってみたりするのがおすすめです。
こどもの年齢や体力に合わせて、無理のない範囲で「種まき」をして、こどものアンテナに引っかかるのを待ってみてください。
最後に
こどもの人生はこどものものです。親ができることは、こどもをコントロールすることではなく、よく観察して、環境を整え、信じて待つこと。
焦らず、お子さんの心の中に「やりたい!」の芽が出てくるのを、楽しみながら待ってみませんか?
動画でも解説しています!ぜひ合わせてご覧ください。






