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「つい言っちゃう」余計な一言がこどものやる気を奪う理由と5つの対処法

「ほら、言ったでしょ!」
「だから朝やっておきなさいって言ったじゃない」

失敗したこどもを見て、ついこんな言葉が口をついて出ることはありませんか?
そして言った後で「あぁ、また余計なことを言ってしまった…」と自己嫌悪に陥る。
子育てをしていると、そんな場面の連続ですよね。

言わなくていいことだと頭ではわかっているのに、なぜ私たちは「余計な一言」を言ってしまうのでしょうか。
実はそこには、脳の仕組みが関係しているんです。

今回は、こどものやる気や自信を削いでしまう「余計な一言」の正体と、つい言いたくなった時の具体的なかわし方についてお伝えします。

目次

なぜ「言わなくていいこと」を言ってしまうの?

「言っても状況は変わらない」
冷静な時ならわかることでも、カッとなると止められないのが人間です。

実は、言いたいことを我慢するのは、脳にとってものすごいストレス(負荷)がかかること。
逆に、思い切って吐き出すと、一瞬すごく「スッキリ」するんです。

この「スッキリ感」が厄介者。

脳はこれを「快感(成功体験)」と勘違いして記憶してしまいます。

すると、次もまたスッキリしたくて、余計な一言を言うハードルがどんどん下がってしまう……。

これが、口出しが止まらなくなってしまうメカニズムです。

でも、親がスッキリしたその裏で、こどもの心には深い傷が残っているかもしれません。

「余計な一言」がこどもに与えるダメージ

親にとっては一瞬のガス抜きでも、こどもにとっては「人格否定」に聞こえることもあります。

  • 「前も言ったよね?」と過去を蒸し返されると、こどもは「今の自分」を見てもらえていないと感じます。
  • 「あなたっていつもそうだよね」と決めつけられると、「どうせ自分はダメなんだ」と自信を失ってしまいます。

そして何より怖いのが、信頼関係の崩壊です。

「この人は感情だけで物を言う」
「本当に大事なことは教えてくれない」

そう思われてしまうと、本当に伝えたい大切な言葉さえ、こどもの耳に届かなくなってしまいます。

今日からできる!口出しを止める「5つの作戦」

では、喉まで出かかった「余計な一言」を飲み込むにはどうすればいいのでしょうか。

精神論で我慢するのではなく、物理的・具体的なアクションで対処するのがおすすめです。

1. 物理的に「離れる・見ない」

イラッとした瞬間、その場から逃げてください。

トイレに行く、キッチンに水を飲みに行く。物理的に距離を取るだけで、衝動は落ち着きます。

目の前で失敗しているこどもを見て、何も言わずに我慢するのは「拷問」に近い苦しみがありますよね。どうしても離れられない時は、「見ない」だけでも効果ありです。視覚情報をシャットダウンして、深呼吸しましょう。

2. 別の場所で「ガス抜き」する

我慢し続けるとキャパオーバーになります。こどもにぶつける前に、別の場所で吐き出しましょう。

  • パートナーに聞いてもらう
  • 友人に愚痴る
  • ノートに殴り書きする

「王様の耳はロバの耳!」と叫べる穴を、こども以外の場所に作っておくことが大切です。

3. 「ベストタイミング」までプールする

本当に伝えたい大事なことなら、今すぐ感情的に言う必要はありません。こどもがイライラしている時や、遊びに夢中な時に言っても、右から左へ受け流されるだけ。

狙うべきは「ベストタイミング」です。

こどもが落ち着いている時や、「困ったな、手伝って」と頼ってきた時。その時まで大事な言葉はプール(保管)しておき、最高のタイミングで手渡してあげましょう。

その方が、100倍伝わります。

4. 言葉を「オファー」に変換する

「なんでできないの!」と言いたくなったら、

「何か手伝えることはある?」
「困っていることはない?」

と、お助けオファーに変換してみましょう。

責めるのではなく「助けたい」というスタンスに変えるだけで、こどもの聞く耳が変わります。

5. 「言わなかった自分」を認める

ここが一番大事です!

余計な一言をグッと飲み込めた時、手出し口出しせずに見守れた時。そんな時は、自分自身に「ナイスポイント!」をあげてください。

「言わなかった私、よくやった!」
「今の見守り、100点満点!」

自分で自分を認めてあげることで、我慢が「苦しいこと」から「誇らしいこと」に変わっていきます。

口出しを止める「5つの作戦」
  1. 物理的に「離れる・見ない」
  2. 別の場所で「ガス抜き」する
  3. 「ベストタイミング」までプールする
  4. 言葉を「オファー」に変換する
  5. 「言わなかった自分」を認める

最後に

子育ては、長期戦です。

今日一日、余計な一言を言わずに過ごせたら、それはもう奇跡のようにすごいこと。

もし言ってしまっても、「あ、今の余計だったな」と気づいて、 「さっきは言い過ぎたね、ごめんね」と謝れたら、それで大丈夫です。

完璧を目指さず、まずは「あ、今言いたくなってるな」と自分の心の動きに気づくことから始めてみませんか?

動画でも解説しています!ぜひ合わせてご覧ください。

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