モンテッソーリペアレンツ受講生インタビュー
チーム育児プログラム受講者の声「夫婦でじっくり話し合うことができた」「子育ての指針ができた」
BEFORE パートナー間で子育ての感覚にギャップ
子育てというプロジェクトに、夫婦という最小チームで協働して取り組み、家族全体の幸せを育む力の獲得を目指す「チーム育児プログラム」。モンテッソーリ教育の観点から、夫婦の相互理解のためのコミュニケーションスキルや、妊娠・育児に取り組むステップ、体制づくりまで、ワークショップ型で多角的に深く学んでいきます。
今回お話を伺った3組のご夫婦は、新たな命の誕生をきっかけに、「チームとしてのコミュニケーションを円滑にし、足並みを揃えたい」「家族で同じ方向を向き子育てに取り組みたい」とプログラムを受講されました。受講後の変化だけでなく、「プログラムを通し夫婦でじっくり話し合うことができた」ことに対し喜びの表情を見せてくださったD夫妻、矢野夫妻、山本夫妻。3組のご夫婦に、3ヶ月の学びを終え、チームとしてどのような変化を実感されているのかお話を伺いました。
【第2子出産後5ヶ月で受講】
思い、キャリア、未来のこと、ふたりでじっくり話し合った学びの時間
プロフィール
矢野さん
夫:隆登さん(会社員)、妻:夕夏さん(育休中)
受講開始時期:第二子出産後5ヶ月で受講
お子さまの人数:2人(4歳、5ヶ月)
受講のきっかけを教えてください。
夕夏さん:第二子の育休後に仕事復帰の際、夫婦でどうコミュニケーションを取り進んでいくのかという土台を作っておきたいと思いました。第一子の時とは状況が異なるでしょうし、お互いの優先順位を擦り合わせておきたかったのです。「母親だけが子育てにより多くの労力を割く姿をこどもたちに見せたくない」という思いもありました。
隆登さん:第一子の子育てをする中、私自身はあまり課題感がなく、正直なところ最初は「受講の必要はないのでは」と思いました。しかし、妻から「第二子となると状況も変わってくる」と話を受け、「確かにそうだ、私にも足りないことがあるな」そして「夫婦で足並みを揃えたい」と気持ちが変化し、受講することに決めました。
隆登さん:第一子の子育てをする中、私自身はあまり課題感がなく、正直なところ最初は「受講の必要はないのでは」と思いました。しかし、妻から「第二子となると状況も変わってくる」と話を受け、「確かにそうだ、私にも足りないことがあるな」そして「夫婦で足並みを揃えたい」と気持ちが変化し、受講することに決めました。
2人でのオンライン受講はどうでしたか?
夕夏さん:「知るコンテンツ」は夫婦それぞれのタイミングで受講していきました。私はこどものお昼寝時間を利用し、聞き流したり集中して見たりと、2ヶ月ほどかけてゆっくりと学びを進めました。モンテッソーリペアレンツと並行して受講していたこともあり、一から学ぶというよりは、忘れていたことを確認していくという感じでした。
隆登さん:私は仕事が終わった後、就寝前の時間帯に学ぶことが多かったですね。妻と同じく、モンテッソーリペアレンツの基礎コースとチーム育児プログラムを並行して受講していたので、こどもについて、集中的に体系立てて学ぶことができました。こどもの成長を客観的に見ることができるようになり、知ることの大切さを知りました。
隆登さん:私は仕事が終わった後、就寝前の時間帯に学ぶことが多かったですね。妻と同じく、モンテッソーリペアレンツの基礎コースとチーム育児プログラムを並行して受講していたので、こどもについて、集中的に体系立てて学ぶことができました。こどもの成長を客観的に見ることができるようになり、知ることの大切さを知りました。
一つひとつ丁寧に話し合うことで、進む方向が見えた(夕夏さん)
受講後に感じられた変化はありますか?
夕夏さん:以前は夫婦間で「話し合いの必要性の感じ方」に差があり、どのように話しを進めていこうか、何から話し合おうか考えていたのですが、講座では話し合う内容が細かく設定されていて、「話し合いの下準備」がされています。今の思い、キャリア、今後のこと、また何を大切にしていきたいかなど、夫婦でじっくり話し合う場を持てたことがよかったです。
隆登さん:私も夫婦の話し合いの場ができたことが何よりよかったと感じています。ふたり育児になることについて、私は具体的に何を考え、話し合わなければいけないのかもよく理解していなかったのですが、話し合いを通し、その部分の自覚ができました。また、共通の知識を前提に夫婦で話ができるようになったのもうれしい変化です。
隆登さん:私も夫婦の話し合いの場ができたことが何よりよかったと感じています。ふたり育児になることについて、私は具体的に何を考え、話し合わなければいけないのかもよく理解していなかったのですが、話し合いを通し、その部分の自覚ができました。また、共通の知識を前提に夫婦で話ができるようになったのもうれしい変化です。
こどもの育ちを客観的に見ることができるように(隆登さん)
おふたりはどんなチームでありたいですか?
夕夏さん:私たちが話し合う中で出てきたのは「個々を大切にする」という言葉でした。それぞれが大切にしたいことを尊重しつつ、夫婦としての時間も大切にしたいです。キャリアについても、たとえば当然のように「母親が時短を選択する」のではなく、自分たちで主体的に最適解を選択できる夫婦でありたいですね。
隆登さん:プログラムを通し導き出したふたりの「ミッション・ビジョン・バリュー※」や、妻が仕事復帰時に大切にしたいことなど、プログラムを通じて夫婦で話し合ったことを大切にしていきたいです。また、夫婦でコミュ二ケーションをとっているつもりでも、深くお互いのことを理解し合う時間やその考えに至る背景までをじっくり話し合う機会はなかなかとれないので、そんな時間も大切にできるチームでありたい。
(※「ミッション・ビジョン・バリュー」とはプログラム内で作成したもの。チーム育児をするうえでの目的・共通認識・行動指針となるもの)
隆登さん:プログラムを通し導き出したふたりの「ミッション・ビジョン・バリュー※」や、妻が仕事復帰時に大切にしたいことなど、プログラムを通じて夫婦で話し合ったことを大切にしていきたいです。また、夫婦でコミュ二ケーションをとっているつもりでも、深くお互いのことを理解し合う時間やその考えに至る背景までをじっくり話し合う機会はなかなかとれないので、そんな時間も大切にできるチームでありたい。
(※「ミッション・ビジョン・バリュー」とはプログラム内で作成したもの。チーム育児をするうえでの目的・共通認識・行動指針となるもの)
【第3子妊娠6ヶ月で受講】3人目育児、夫婦で「チーム」として進みたかった
プロフィール
山本さん
夫:拓弥さん(育休中)、妻:悠美さん(育休中)
受講開始時期:第三子妊娠6ヶ月で受講
お子さまの人数:3人(4歳、1歳、妊娠6か月)
受講のきっかけを教えてください。
悠美さん:第三子の誕生を控え、抱えていた不安を解消したいと思い、夫を受講に誘いました。妊娠しているのは私ですし、それまでは妊娠出産や子育てにかかわる調べものなども私が主体となることが多かったのですが、もっと主人を巻き込みチームとして進んでいきたいと思ったんです。「チーム育児」という名前もいいなと感じました。
拓弥さん:第二子の育児が始まった頃から、妻が積極的にモンテッソーリ教育や子育てについて学ぶようになりました。私は彼女が学んだことを教えてもらってきたのですが、プログラムを受講することで「一緒に考えるきっかけになるのでは」と思いました。3人目の育児を前に、私自身も漠然とした不安を抱えていたというのも理由です。
拓弥さん:第二子の育児が始まった頃から、妻が積極的にモンテッソーリ教育や子育てについて学ぶようになりました。私は彼女が学んだことを教えてもらってきたのですが、プログラムを受講することで「一緒に考えるきっかけになるのでは」と思いました。3人目の育児を前に、私自身も漠然とした不安を抱えていたというのも理由です。
おふたりでのオンライン受講はどうでしたか?
悠美さん:リアルタイムの講座は夫婦で一緒に受講しました。アーカイブも活用し、動画を見直しながらワークに取り組みました。「家族というチームとしてどうしていきたいか」といった内容を夫と考えるきっかけになりましたし、地域の母親学級などではあまり詳しく知ることができない睡眠や栄養についても学べ、とてもよかったです。
拓弥さん:普段は恥ずかしさからあまり話すことがない「育児や家族」といった話題についても、フレームワークに沿いながら自分の思考を整理し、妻の考えと照らし合わすことができよかったです。話し合った内容を「子育ての指針」として根幹に持つようになったことで、困ったと感じる場面でふとその指針を思い出せるようになりました。
拓弥さん:普段は恥ずかしさからあまり話すことがない「育児や家族」といった話題についても、フレームワークに沿いながら自分の思考を整理し、妻の考えと照らし合わすことができよかったです。話し合った内容を「子育ての指針」として根幹に持つようになったことで、困ったと感じる場面でふとその指針を思い出せるようになりました。
思考を整理、共有することで「子育ての指針」ができた(拓弥さん)
受講後に感じられた変化はありますか?
悠美さん:講座のワークとして作ったロードマップや出産の必要品リストなどがとても役に立ちました。切迫早産で急に入院となってしまったのですが、ふたりで一緒に考えてまとめた内容を共有していたので、夫婦間で理解に相違がなく安心して夫に任せることができました。共に学び考え、情報を共有することの大切さを実感しましたね。
拓弥さん:ワークを通し自分を振り返り、親として、家族として、どのような考え方であることが子どもにとって大切なのか見直す機会になりました。妊娠期から産後の生活まで、さまざまなことをリスト化できたのもよかったです。そうした部分について夫婦で意思疎通ができていないと、お互いにつらさを感じるようになるのだと思います。
拓弥さん:ワークを通し自分を振り返り、親として、家族として、どのような考え方であることが子どもにとって大切なのか見直す機会になりました。妊娠期から産後の生活まで、さまざまなことをリスト化できたのもよかったです。そうした部分について夫婦で意思疎通ができていないと、お互いにつらさを感じるようになるのだと思います。
第三子育児、望んでいた「チーム育児」ができるように(悠美さん)
おふたりは、どんなチームでありたいですか?
悠美さん:「すべての時間を親として使うのではなく、大人も好きなことをしたい」というのが夫婦共通の思いでした。自分たちがあってこその家族ですからね。ここ数年で、私自身も好きなことをして、自分が満たされた状態で子どもに接することの大切さを実感しています。お互いに「個々を尊重する」ことを大事にしていきたいですね。
拓弥さん:家族がいるということは、もちろん幸せで楽しいことです。一方で、自分の趣味や、仕事を含め「叶えたい」と願う自己成長があり、「子どもがいるからそれができなくなる」というのは喜ばしいことではありません。今回、そうした思いを妻に言葉で伝えられたのがよかったですし、今後もそういうチームでありたいなと思います。
拓弥さん:家族がいるということは、もちろん幸せで楽しいことです。一方で、自分の趣味や、仕事を含め「叶えたい」と願う自己成長があり、「子どもがいるからそれができなくなる」というのは喜ばしいことではありません。今回、そうした思いを妻に言葉で伝えられたのがよかったですし、今後もそういうチームでありたいなと思います。
【第2子出産後1ヶ月で受講】共に学び、同じ方向を向いて歩めるように
プロフィール
Dさん
夫:Kさん(育休中)、妻:Mさん産休中)
受講開始時期:第二子出産後1ヶ月で受講
お子さまの人数:2人(3歳、1ヶ月)
受講のきっかけを教えてください。
Mさん:第一子の育児中、夫婦間のコミュニケーションに悩む時期が2〜3年続きました。そんな時、夫婦に特化したチーム育児プログラムを知り、「自分の心構えを変えたい」「共に学び夫婦で歯車を合わせたい」と思い夫を受講に誘いました。こどもをひとりの人間として尊重するモンテッソーリ教育の考え方にも興味がありました。
Kさん:私自身も、妻のイライラや夫婦間のすれ違いを感じながら過ごしていたので、「それを解消するいいきっかけになるのでは」とプログラムを受講することに抵抗はありませんでした。第二子の誕生を目前に控え、半年間の育休に入る予定だったこともあり、「育休中に様々なことを学び吸収したい」という思いもありました。
Kさん:私自身も、妻のイライラや夫婦間のすれ違いを感じながら過ごしていたので、「それを解消するいいきっかけになるのでは」とプログラムを受講することに抵抗はありませんでした。第二子の誕生を目前に控え、半年間の育休に入る予定だったこともあり、「育休中に様々なことを学び吸収したい」という思いもありました。
2人でのオンライン受講はどうでしたか?
Mさん:ふたりで学ぶことで、栄養や食生活などの大切なことも「知識を共有し補い合える」と感じられるようになりました。ワークを通し、普段の生活ではなかなか意見を交わすことがない「生き方、人生観」といった話題について夫と話し合えたのもよかったですね。お互いの価値観の共通点を、改めて見出すことができました。
Kさん:レッスン動画は、昼食を摂りながら妻と一緒に見ていきました。学び始めると、育児の中で妻が主体的に行っていたこと(絵本の読み聞かせなど)に対し、「こういう理由があって大切にしていたんだ」と理解できました。また、講座のワークへの取り組みを通じ、夫婦で同じ方向を向き意見交換できるようになったと感じています。
Kさん:レッスン動画は、昼食を摂りながら妻と一緒に見ていきました。学び始めると、育児の中で妻が主体的に行っていたこと(絵本の読み聞かせなど)に対し、「こういう理由があって大切にしていたんだ」と理解できました。また、講座のワークへの取り組みを通じ、夫婦で同じ方向を向き意見交換できるようになったと感じています。
妻と同じ方向を向き、主体的に育児できるように(Kさん)
受講後に感じられた変化はありますか?
Mさん:第二子誕生のタイミングで、夫婦ふたりの価値観を整理し、また新たに築き上げていく家族の基盤作りができました。私の課題だったコミュニケーションについては、「何か思うことや感じることがあったら、その場で言葉にして伝え、解決しよう」という思考へ変化しました。有意義でいい学びの時間を過ごすことができました。
Kさん:今回の受講を経て、第一子の育児をする中で感じていた夫婦間のすれ違いを一度リセットし、カチッと歯車を合わせることができました。コミュニケーションがスムーズになりましたし、私も主体的に考え、情報に納得感を持ちながら行動する意識が芽生えたと思います。今は、学んだことを少しずつ日々の育児に取り入れています。
Kさん:今回の受講を経て、第一子の育児をする中で感じていた夫婦間のすれ違いを一度リセットし、カチッと歯車を合わせることができました。コミュニケーションがスムーズになりましたし、私も主体的に考え、情報に納得感を持ちながら行動する意識が芽生えたと思います。今は、学んだことを少しずつ日々の育児に取り入れています。
共に学び、夫婦のコミュニケーションが円滑になった(Mさん)
おふたりはどんなチームでありたいですか?
Mさん:家族というチームでの指針ができたことで、これからどうしたらいいのかが明確になりました。こどもには「様々な価値観を受け入れる人に育ってほしい」という願いを持ちつつ、まずは笑顔でいることが一番大切だと思います。そのためにも、チームの基盤となる私たちふたりがいつも笑っている家庭にしていきたいですね。
Kさん:受講を通し、ふたりで決めた「ミッション・ビジョン・バリュー※」があります。それは「多様性を受け入れた上で、自己肯定感を高くポジティブに。家族としてそんなふうに育っていきたい」という指針です。時に喧嘩をしても、お互いに尊重し合うことができ、メンテナンスをしながら進んでいく。そんなチームでありたいですね。
(※「ミッション・ビジョン・バリュー」とはプログラム内で作成したもの。チーム育児をするうえでの目的・共通認識・行動指針となるもの)
Kさん:受講を通し、ふたりで決めた「ミッション・ビジョン・バリュー※」があります。それは「多様性を受け入れた上で、自己肯定感を高くポジティブに。家族としてそんなふうに育っていきたい」という指針です。時に喧嘩をしても、お互いに尊重し合うことができ、メンテナンスをしながら進んでいく。そんなチームでありたいですね。
(※「ミッション・ビジョン・バリュー」とはプログラム内で作成したもの。チーム育児をするうえでの目的・共通認識・行動指針となるもの)
子育てのためのモンテッソーリ教育がオンラインで学べる!
モンテッソーリペアレンツは、子育てに特化したモンテッソーリ教育のマインド・知識・こどもへのかかわり方を体系的に学び、子育て力が身につくオンラインスクールです。
モンテッソーリ教育を学んで、お子さんとの毎日もっと楽しいものにしませんか?子育てを一緒に考え、支え合える仲間が待っています。