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モンテッソーリペアレンツ受講生インタビュー

答えは目の前のこどもにあると思えるように

BEFORE つぎはぎの知識にもやもや

大友瑛子さん(2023年3月受講開始)

子育てのためのモンテッソーリ教育が学べるオンラインスクール、モンテッソーリペアレンツ。大友瑛子さんは、一年ほど前、ふたり目のお子さんの育休をきっかけに受講を開始しました。育児や家事の合間をぬい、基礎コースではモンテッソーリ教育の知識やマインドを、実践コースでは子育ての実践力を習得していきました。

モンテッソーリペアレンツでの学びを経て、「子育てについての知識だけでなく、職場の人間関係でも活かせるような力がついた」と、仕事復帰を前に、育休中に学んだことの意義を感じているのだそうです。「自分自身を振り返る習慣ができた」という瑛子さんの学びの旅路について、詳しく伺います。

プロフィール
大友瑛子さん

お住まい:東京都
ご職業:会社員(育休中)
受講開始時のお子さまの人数:二人(5歳女の子、0歳2ヶ月女の子)

自分を振り返り思考することの大切さを学んだ一年

長女が産まれたばかりの頃、親になる責任感を感じていました。
瑛子さんがモンテッソーリ教育に興味を持ったきっかけや、モンテッソーリペアレンツの受講を決めた理由を教えてください。
5年前に初めての子育てが始まり、育児で悩むことが出てきました。自分がイライラしている時に、こどもに対し後悔するような対応や声かけをしてしまい、もやもやを抱えることがあったのです。インターネットや本で対応方法を調べても、どこか対処療法的で「(知識の)つぎはぎ」という感覚があり、本当にこれでいいのかという思いが消えませんでした。
そんな時、友人のすすめで聞き始めたのが講師あきえ先生のVoicyです。お話を聞く中で「こんな子育てをしたい!」と思うようになり、第二子の産休育休に入るタイミングでモンテッソーリペアレンツの受講を決めました。
ワークショップなどへの参加も含め、学びはどのように進めていったのでしょうか。
自宅で第二子を見ながら受講してきたので、基礎コースは家事をしながら耳から学ぶことが多かったです。夜や早朝、また一時保育など、時間ができるタイミングで集中的に学びをノートにまとめました。
基礎コースのワークショップにも積極的に参加しました。レッスン動画で得た知識をもとに、リフレクション会で日々の「もやもや」を振り返り、ワークショップで「ありたい姿(being)」や「意識したいこと(doing)」を考える。以前は自分を振り返る習慣がなかったのですが、ワークショップに参加すればするほど、振り返り思考することの大切さを感じました。
こどもが寝た後、こどもの声が聞こえるよう、寝室に隣接する洗面所でワークショップを受講。
モンテッソーリペアレンツの受講開始からまもなく一年。印象に残った学びはありますか?
「こどもを叱る必要はなく、伝えることが大切」という学びです。もともとこどもを叱ることには抵抗があったのですが、この学びを通し、その違和感を(根拠を持って)言語化できるようになりました。
また、実践コースで「トライアンドエラー」のマインドを習得できたのもよかったです。学びを家で実践しようとしても、環境もこどもも私自身も(お手本とは)違うため、うまくいかないこともあります。でも、やってみて「これは違ったな」とトライアンドエラーを繰り返せばいい。実践コースの具体的なかかわりの動画や、他の受講者さんの取り組みを見ることで、フットワーク軽く「まずはやってみよう!」という気持ちになりました。

長く続いていくこどもとの関係性、その基盤となる学び

長女が2歳半の頃、いっしょに料理をする様子。
学びを通し、瑛子さんご自身にはどのような変化がありましたか?
ワークショップを通し、「自分の振り返り」を日常的に行うようになりました。こどもへの対応や声かけを振り返る、気付きをメモする、もやもやを言語化する、逆に「以前よりうまくできた」ことを書き留める、といった具合です。このように振り返る中で、イライラの原因はこどもなど「外」にあるのではなく、自分の内側にあるのだと気付きました。
いつも100点のかかわりができるようになったわけではありませんが、この「自分に向き合い、振り返る習慣」ができたのは、学んで本当によかったことです。
瑛子さんが変わることで、お子さんの姿にも変化は見られましたか?
朝の支度がなかなか進まない時など、以前は「早くして!」と一方的に声をかけていましたが、学んでからは具体的に「次は何する?」と問いかけるようになりました。するとこども自身も、自分で考えて動いてくれるようになってきました。
また、習い事に対しては、「本人が心からやりたいという思いでやっているだろうか」と客観的な目で見るように。そこでこどもと対話してみると、「本当はやりたくないけど、お母さんがやってほしいのだと思った」という本心が出てきました。この対話を通し、自分のかかわりを振り返るとともに、こどもに「自分の気持ちを大切にしていい、自分で決めていいんだ」と伝わった感覚がありました。今は本人がやりたいことだけに絞っています。
新しい家族を迎えた時。念願の妹ができ、うれしくて仕方がない様子の長女。
そういった変化は、実践コースへ進んだからこそ感じられたものだったのでしょうか。
そうですね。基礎コースでは知識を得られた一方で、「具体的にどういうことだろう」と疑問に感じることもありました。実践コースでは、実際に先生方がこどもとかかわる様子を動画で見ることができるので、具体性を学び、日常生活のイメージが持てるようになりました。こどもに話すスピードや、見守り方などは特に参考になりましたね。
モンテッソーリペアレンツでは、小手先のテクニックではなく、子育てをしていく上での本質的な部分や、長く続くこどもとの関係性の基盤となる学びが得られます。
そのため、学んだことは1歳の第二子はもちろん、5歳の第一子とのかかわりの中で意識することも多いです。以前は「幼児期終盤にあるこどもとのかかわりでは、あまり学びを活かせないのでは」という思いもありましたが、今はこどもの年齢は関係ないと感じています。

子育てだけでなく、人間関係の本質を学んだ

少しずつ意思疎通ができるようになってきた次女に、ごはんをあげているところ。
育休を利用して学ばれたことに対し、復職を控えた今、瑛子さんはどのように感じていますか?
モンテッソーリペアレンツには、「子育て」だけでなく、子育てを含む「人との関係性」の学びがあります。相手を尊重することの大切さや、自分を振り返る習慣。ここで身に付けたことを、今度は仕事で活かせるのではとわくわくしています。もし育休中に学んでいなかったら、わくわくするどころか二児の育児と仕事の両立に不安を感じていたかもしれません。
瑛子さんはどのような人にモンテッソーリペアレンツをすすめたいですか?
自信を持って子育てができるような、自分が信じられる子育ての軸がほしい方にすすめたいです。
私自身も、以前は自分の軸がなく、子育てにまつわる情報を見ては揺れ動いていました。たとえば、こどもに「手出し口出し」することに抵抗感を覚えながらも、周囲の意見や情報を耳にしては「本当はこうした方がいいのかな」とぶれてしまうんです。しかし今は、学んだことで確固たる自信が生まれ、目の前のこどもを観察しながら必要なものを選択できるようになりました。他者ではなく、自分が大切にしたいと思える子育ての軸を育むことができたのです。それは心のよりどころでもありますね。
瑛子さんの子育ての軸とは何でしょうか?
「こどもを心から信じて見守る」です。
以前は、子育てや教育というと「大人がこどもに教えてあげる」というイメージがありました。しかし、モンテッソーリ教育の「こどもは自ら育つ」「大人はガイド役」という考えを知り、環境を整えればこどもなりにできるということや、「できた」という気持ちを重ねることの重要性を学びました。
情報や周りのこどもと比較するのではなく、目の前にいるこどもを心から信じて見守ることが大切ですよね。こたえは目の前のこどもにあります。見守り、ガイド役になり、環境を整える。それが、私ができる唯一のことだと思います。
モンテッソーリペアレンツはあなたにとってどんな場所ですか?

「自分探究」の場所です。
MPで学びながら、私はどんな子育てがしたいのか、子どもへの言動の裏にはどんな価値観があるのか、私はどうしたらご機嫌でいられるのか、ひいては、自分はどんな人でありたいのかまで自分自身を深掘りし探求する機会を得ることができました。これからも自分と向かい合う習慣を続け、子育てはもちろん、人生にも活かしていきたいと思っています。

子育てのためのモンテッソーリ教育がオンラインで学べる!

モンテッソーリペアレンツは、子育てに特化したモンテッソーリ教育のマインド・知識・こどもへのかかわり方を体系的に学び、子育て力が身につくオンラインスクールです。

モンテッソーリ教育を学んで、お子さんとの毎日もっと楽しいものにしませんか?子育てを一緒に考え、支え合える仲間が待っています。

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この記事を書いた人
Mariko Dedap
ライター / 保育士 / 中高美術教諭

フランス在住ライター。教育、語学、旅、文化などについて執筆。日英翻訳も行う。大学卒業後渡英、ロンドンでライター活動を開始。その後日本で英会話講師や編集業を経たのち、インターナショナルスクールで5年間幼児教育に携わる。現在は、フランス南西の街トゥールーズで、日本にルーツを持つ幼児たちに日本語教育も行っている。

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