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モンテッソーリペアレンツ受講生インタビュー

自分自身、子育て、そして人間関係にも気付きを与えてくれた学び

自分たちが変わり、こどもの姿が大きく変わった

妻:大西彩さん・夫:大西秀生さん(2023年4月受講開始)
ひとりひとりの「はぐくむ」ストーリー【受講生の声】

しなやかな子育ての軸を育むための場所「モンテッソーリペアレンツ」。この、ひとりひとりの「はぐくむ」ストーリーでは、受講生ひとりひとりの子育ての軸を育む旅路をお届けします。

モンテッソーリペアレンツには、子育ての軸を育むための「MP COMPASS〜7つの指針〜」があります。毎月開催するワークショップでは、この7つの指針をひとつひとつ取り上げながら「どうありたいか(Being)」「そのためにどうするか(Doing)」を思考・言語化することで自分の中に気付きが生まれ、このサイクルを繰り返すことで、子育ての軸を育む(Having)ことを目指していきます。
“今ここ“に集中して自分と向き合い思考し、出てきた言葉や気付きが、自分らしい“しなやかな子育ての軸“を育むピースのひとつになっていきます。

今回お話を聞かせてくださるのは、大西彩さん・秀生さんご夫婦です。

プロフィール
妻: 大西彩さん(会社員(育休中))・夫:秀生さん(会社員)さん

お住まい:愛知県 
お子さまのご年齢:5歳男の子、1歳女の子

ワークショップのテーマ 「できたの保障」

2023年9月のワークショップは、「できたの保障」をテーマに開催されました。モンテッソーリ教育の考え方に沿いながら、こどもの「できた」を保障するために必要なあり方について、参加者のみなさんとじっくり思考する時間を過ごしました。

モンテッソーリペアレンツ
MP編集部

彩さん、秀生さん、こんにちは!毎月、ご夫婦でワークショップにご参加いただいている姿が印象的です。今回のワークショップはいかがでしたか?

彩さん

今回もありがとうございました!ふだん、こどもについ手出し口出ししてしまうことが多いなと自分自身を振り返るきっかけになりました。

秀生さん

私も、こどもが「できた」瞬間を見逃さないよう、意識して見守る必要があるなと考える機会になりました。

モンテッソーリペアレンツ
MP編集部

ワークショップを含め、モンテッソーリペアレンツをおふたりで受講することでどのような変化を感じられているのでしょうか。詳しく伺います。

ワークショップのあとは、夫婦ふたりで学びを振り返る

毎回びっしりと書き留められている彩さんのワークブック
今回のワークショップはいかがでしたか?
彩さん:私はこどもに手出し口出ししてしまうことが多く、「できたの保障」ができていなかったなと振り返りました。ワークショップで「人間の傾向性として『正確さ』を求めてしまう」と学び、こどもが自分のペースで行動することを保障するためには、私自身が(見守ることを)もっと意識する必要があると思いました。

秀生さん:「なんとなく見ている」と「見る」は違うのだと気が付きました。こどもが「できた」というその瞬間を見逃さず、タイミングよく声かけができるように見守りたいと思いましたね。
今回のワークショップでは、どのような「宣言」をされましたか?また、今回に限らず、宣言を実行する際に感じられる難しさなどあれば教えてください。
彩さん:Beingは「心の余裕を持ち、こどもがやりたいことを見守れる人でありたい」、Doingは「待つ」と宣言しました。つい手や口が出てしまうこともありますが、それを最小限に抑え、待てるようになるというのが私の課題です。

秀生さん:Beingは「こどもの『できた』を、小さなことでも見つけられる存在でありたい」、Doingは「こどもに効果を発揮する(いい効果を及ぼす)声かけをする」です。せっかく「できた」を見つけても、実際に声をかけなければこどもには伝わらないですからね。

彩さん:宣言が実行できていない時は、自分のコンディションが崩れている場合が多いもの。時間に余裕を持ったり、タスクを手放すなどして心の余裕を保ちたいですね。宣言自体を忘れてしまわないためにも、毎朝書き留めたワークブックを見返す時間も持ちたいです。

秀生さん:それはいいアイディアだね!私も宣言を目につくところに書き留め、見返すようにしたいと思います。
ワークショップはいつも各自(別画面)で参加されていますが、ワークショップ後はおふたりで学びを共有されることもありますか?
彩さん:いつも、その回の感想やお互いの宣言の理由などをシェアしています。今回は、夫の「こどもの『できた』ことを見つけられる存在でありたい」という宣言を聞き、一緒に意識していきたいと思いを合わせました。

秀生さん:彩さんは、ワークショップの時もいつもワークブックにびっしりメモを取っていてすごいなと感心します。お互いの考えを共有しつつ、私も、少しでも妻のそんな姿勢に近づいていきたいですね。

夫婦で学びを共有することで、同じ方向を向いて子育てできる

兄が大好きな妹。兄の椅子に割り込んで座っているよう!
受講開始からおよそ半年が経ちますが、モンテッソーリペアレンツはどのように受講されていますか?
秀生さん:私は夜勤もある職種なので、勤務時間を見つつ、ワークショップは昼の回に参加するようにしています。夜は疲れで頭が回らないことも多いため、昼の時間帯にも開催があるのはありがたいですね。

彩さん:講座受講は、夫婦それぞれのペースで進めています。私は現在まだ育休中ということもあり、講座の視聴はすでに3周目を終えたところです。残り半年間の受講期間は、気になるテーマなどについて重点的に見直したいと思っています。

秀生さん:僕はまだ1周目を終えたところです。通勤時間や歩いている時間、また仕事の休憩時間など、家以外の場所で視聴することが多いですね。
ご夫婦でモンテッソーリペアレンツを受講しようと決められた理由を教えてください。
彩さん:モンテッソーリペアレンツの存在を知ったころ、私は上の子の育児に関し、イライラと苦しさでいっぱいでした。しかし「私のマインドや考え方を変えないと、この先もうまくいかないことの連続だ」と気付き、学ぶことで舵の向きを変えたいと受講を決めました。学びを下の子の育児にも活かしていけるだろうという思いもありました。

秀生さん:「夫婦割もあるよ」と彩さんに受講を誘われましたが、最初は「わざわざ学ばなくても…」という思いがありました。忙しい日々、勉強時間を確保するのは容易ではありませんし、(モンテッソーリペアレンツファウンダーあきえ先生の)Voicyを聞けば十分だと考えていました。一方で、妻が育児に悩んでいるのもよくわかっていました。

彩さん:長男のこだわりの強さから、保育園の活動の中で困りごとが続き悩む日々。今思うと、当時私は「状況を変えないと」と、息子をコントロールしようと育児をしていました。そうしたマインドが、自分のイライラや焦りを生んでいたのだと思います。

秀生さん:そんな彩さんを見ていたので、「学ぶことで悩みを突破したいんだな」と感じました。「学びを共有することで、夫婦が同じ方向を向いてこどもを育てていけるはずだ」とも思い、共に学ぶことを決めました。

学んだことで大人が変わり、こどもも変わった

2023年夏、長野県の木曽駒ヶ岳へ出かけたときの家族写真。達成感に満ちあふれていますね。
モンテッソーリペアレンツで学んだことで、おふたりはどのような変化を感じていますか?
彩さん:自分自身が本当に穏やかになりました。私が変わったことで、癇癪を起こしやすかった息子も穏やかな姿を見せるようになり、保育園の先生にも「何かされているんですか?」と尋ねられたほどです。

秀生さん:まさにその通りで、彩さんは本当に変わりました。私を含め、多くのこと(悩みなど)は情報不足によるものなのだと、学ぶことのすごさを実感しています。こどものことを知らないからこそ、対応に悩んでいたのだなと思いますね。
具体的にどのような学びから変化があったのでしょう?
彩さん:「こどもはこどものペースで成長する力を持っていて、大人がコントロールするものではない」というのは私にとって一番の学びでした。こどもの成長を助けるためにも、私たちはこどもを観察をし、環境を整える。それを知ったら、「私がどうにかしなきゃ」と焦ることがなくなりましたし、大きな声を出して叱るということもぐんと減りました。私にとって本当に大きな学びを得ることができたと感謝しています。

秀生さん:私は子育てだけでなく、職場の人間関係で気が付くことも増えました。私自身が人を尊重することで、周りの人も変わっていく。「大人とこども」だけではなく、「人と人」のかかわりなんですよね。これからも人間力を高めるために学びを繰り返していきたいです。
大西さんご夫婦の、現時点での「自分らしい子育てのしなやかな軸」は何でしょうか?
彩さん:「こどもを観察し、こどもを尊重することを忘れずにいたい」です。こどもの意見、ペース、思っていることをないがしろにするのではなく、一番に考えられるよう、自分のコンディションを保つということを大切にしたいですね。

秀生さん:僕も同じで「こどもを尊重する」ということです。それは同じ目線に立ち、対話し、できたことに気が付き声かけをするということ。また、登山をするなど、積極的に自然へ連れ出し、できるだけ多くの経験ができるよう機会を設けてあげたいです。
大西さんご夫婦からみなさんへのメッセージ

秀生さん
MPでの学びを得たことで、子育てという「地図」上での「現在地」を確認でき、日々の生活に活かすことができています。

彩さん
MPでの学びから、私自身のマインドを整えることができました。日々のレッスン動画視聴に加えて、毎月のワークショップに参加することで、忙しい毎日の中で立ち止まり、自分の思い・考えを俯瞰、言語化することで落ち着いてこどもと向き合うことができるようになりました。

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この記事を書いた人
Mariko Dedap
ライター / 保育士 / 中高美術教諭

フランス在住ライター。教育、語学、旅、文化などについて執筆。日英翻訳も行う。大学卒業後渡英、ロンドンでライター活動を開始。その後日本で英会話講師や編集業を経たのち、インターナショナルスクールで5年間幼児教育に携わる。現在は、フランス南西の街トゥールーズで、日本にルーツを持つ幼児たちに日本語教育も行っている。

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