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こども起点で客観的に考えられるようになった

Before:「これが正解?」と悩み続けた子育て

「これが正解なのかな?」
子育てをする中で、そんな問いが頭を離れなかったという邦彦さん。
たくさんの本を読んでも、ネットで情報を集めても、確信が持てず、ただ不安だけが積もっていった日々。
パートナーとの間にもすれ違いが生まれ、家庭の空気が張り詰めていく中で、「このままではいけない」と思ったといいます。
そんな時に出会ったのが、モンテッソーリペアレンツ。迷いから確信へ、そして“ガイド”としての在り方を見つけていく道のりを伺いました。

プロフィール

鈴木邦彦さん
お住まい:埼玉県
ご職業:薬剤師
お子さまの人数:1人(6歳)

目次

「これが正解なのかな?」と迷いながらの子育て

(左)まだまだ足をつかないと乗れませんがゆっくりゆっくり緩やかなスピードで自転車の練習をしています。
(右)自宅で花火をしました。

受講する前は子育てにおいてどのような悩みがありましたか?

受講前は、子育てに関して「これが正解なんだろうか?」と常に迷いがありました。

自分がしてもらった子育ての記憶をもとにこどもにかかわることも多く、「本当にこれでいいのだろうか?」という不安もありました。
子育てに関する本を読んでも情報が多すぎて、何を信じたらいいかわからない。かかわり方や家庭の環境づくりにしても、どう整えればよいのか見当がつかず、夫婦ふたりで「わからないね」と話しながらも進むしかない状態でした。

さらに、息子の色々な姿にパートナーである奥さんは気になることが多くありました。日々「なんでできないんだろう」「うちの子は変なのかな」と悩み、イライラしてネガティブな言葉が出てしまうことも。

そんな時に、自分が「なんとか奥さんを安心させたい」と思いながらも、適切な言葉をかけられず、無力感を抱えていました。

家庭内の空気が張り詰め、このままではいけないと強く感じていた部分もあります。

学びを落とし込んで、自分を変えたかった

邦彦さんがモンテッソーリペアレンツ(MP)で学ぼうと決められた理由は何でしたか?

そんなとき、たまたま見つけた講師・あきえ先生のVoicyの放送が大きな転機となりました。ちょうど聴いたのは「コントロールしようとしてしまう大人のあり方」に関する内容で、「まさに今の自分のことだ」とドンピシャと心に響きました。

その後、YouTubeや書籍も見ていくなかで、「あ、これが自分の求めていた学びかもしれない」と感じるようになりました。

しかし、自分のペースでYouTubeやVoicy、書籍などで学んでも、どうしても「学んで行動に落とし込む」という機会が圧倒的に足りていないなと感じていました。

そのため、
「これはもう、しっかりお金と時間をかけてコミットする環境に入らないと、絶対に今の状況は変わらない」
と思い、MPの受講を決めました。

さらに「すぐに効果を求めるのではなく、じっくり育む力を大切にする」というモンテッソーリ教育の考え方に深く共感したのも大きかったです。

こどものことを客観的に観察できるようになった

ディズニーシーで家族3人揃って写真を撮りました。

受講をしたことで、起きた変化はありますか?

はい、あります!
まず一番は「受け止め方がすごく変わった」ということです。

他のMP受講生の方も仰っているかもしれないのですが、こどものことを知識として知ったことで、全然受け止め方が変わるんだなということを実感しています。
たとえば、「今これってこの発達段階であれば、こうだよな」などと客観的にこどもの行動や姿を捉えられるようになった自分がいるんです。
その結果、前よりも本当にイライラしなくなりました。

また、奥さんにも「今はこういうことだから、こんな声をかけてあげればいいのかな」などと伝えられるようにもなりました。

こどもに対しても、奥さんに対しても、客観性を持ってかかわれるようになり、瞬間的にパッと反応することが減ったことも大きな変化です。

こども起点で考えられるように

このように客観的にみられるようになったことで、自分本位ではなく、「こども起点」で考えられるようにもなったのも大きな変化の1つです。

今までだったら恐らく「自分はこうしたいな」と考えていたと思うのですが、「今こどもは何にこまっているんだろう」「こどもは何がしたんだろう」と考えられるようになり、「こどもにとってベターなことはこれだよね」と思えるようになりました。

仕事にも活きる学び

実は、仕事の面でも、この学びはすごく活きています。
薬剤師として高齢の方やそのご家族とかかわる機会が多いのですが、相手の背景や気持ちに想いを巡らせて話を聴けるようになったと感じます。

相手の言葉の裏側にある気持ちに自然と意識が向くようになり、こどもに対してと同じように「この患者さんにとってはこれの方がいいよね」などと今までより一層患者さん視点で考えられるようになりました。

「こどもは自らを育てる存在」 という言葉が響いた

モンテッソーリペアレンツでの学びを通し、印象に残っている学びはありますか?

あります。

これはメモもしていて、レッスン動画の中でも最初の方にでてきた言葉なのですが、「こどもの仕事は、人類そのものの創造だから」というワードです。

こどもは自分で自らを育てているということを聞いた時に、「本当に自分は今まで手出ししてきたな」と感じました。
手出しするのではなく、「ガイドとしてこどもの育ちを導く」。

この“ガイド”という言葉がとても腑に落ちて、自分のかかわりやあり方が、こどもが「自分」をしっかり作っていく手助けになるのだという考え方が響きました

さらに、観察についても印象に残っています。

今までは、こどもの行動を見た瞬間に「良い/悪い」と判断しちゃっている自分がいました。しかし、MPで観察について学びを深め、観察会で練習を重ねる中で、まずは感情を抜いて、判断をせずにありのままを観察することの大切さを知りました

この、「判断を即座にせずにまずは客観的にありのままを観察する」という姿勢は、先ほどお話ししたように、仕事においても患者さんとのかかわりの中でとても影響を受けていることろです。

「こどもの仕事は、人類そのものの創造だから」というワードが印象に残っています。

大人のウェルビーイングがこどもの育ちにつながる

ズバリ!邦彦さんの子育ての軸を教えてください。

大人がウェルビーイングな状態でかかわれば、こどもをいい状態に導くことができる

これが、ずばり私の子育ての軸かなと思っています。

やはり、こどもの育ちをガイドする我々大人が良い状態であれば、それを見ているこどもたちも心地よいでしょうし、もっとパパとママとかかわりたいって思えるようになると感じています。

だからこそ、大人が空間とか時間的な余白をつくって、全身で意識的に向き合えるようにするには、やはり大人のウェルビーイングが欠かせない。その大人のウェルビーイングがこどもに巡っていくのかなと思います。

一人でがんばりすぎないで。仲間と一緒に学べる場だからこそ変われた

一緒に初登山で高尾山へ。あえて厳しい道を進みました。

どんなにモンテッソーリペアレンツをすすめたいですか?

そうですね。色々考えたんですが、やはり完璧を目指すがゆえに悩んでしまうような、苦悩に耐えないお父さん、お母さんにおすすめしたいです。「完璧を目指さなくていいんだよ」って。

そして、しかもその学びって一人でやるよりも、同じような悩みをもつ仲間と一緒に学べる環境、そしてそれをガイドしてくれる先生たちがいる環境があった方がより楽しい気持ちで学びを生活に落とし込むことができます。

そして、他のMP受講生と話す中で、皆さんそれぞれに抱えている苦悩や今の迷いを知り、「ああ、自分だけじゃないんだな」「みんな同じなんだな」と安心したり、その中で工夫したりトライしたりしている話に刺激と学びをもらえるのも大きいです。
だから、「こうあるべき」「ちゃんとやらなきゃ」と感じている方にぜひおすすめしたいですね。

モンテッソーリペアレンツはあなたにとってどんな場所ですか?

MPは、私にとって“コンパス”のような存在です。

子育ての軸に「大人のウェルビーイング」を置いていても、日々の忙しさや迷いの中で、時々自分の立ち位置が分からなくなることもあります。

そんなときに、「こっちだよ」とやさしく方向を示してくれる。自分のかかわりを答え合わせできる、安心と学びの場
それが、モンテッソーリペアレンツです。

さらにMPは“サードプレイス”でもあります
家でも職場でもないけれど、本音を出せて、悩みや葛藤を受け止めてもらえる場所。ただ共感して終わるのではなく、「じゃあ、どう進化する?」を一緒に考えられる仲間がいる。MPがあるから、私はこれからも歩き続けられる気がしています。

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