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児童期のこどもの発達を理解し、自信を持って見守る力が育まれたMP児童期プログラム

Before:見えはじめた「児童期の壁」と「押し寄せる不安」―“乳幼児期と同じかかわり方でいいの?”
「小学生になったこどもへのかかわり方に迷いが出てきた」「乳幼児期と同じかかわり方でいいのかな?」―お子さんが児童期を迎える頃、そんな戸惑いや不安を感じるのはごく自然なことです。実際、モンテッソーリペアレンツ(以下、MP)の乳幼児期の学びを修了した受講生の中からも、こどもが児童期に入ることで見せる新たな言動に、学んでいるからこそ感じる迷いや「何かより良いサポートができるのではないか」というお声が聞かれていました。
MPの「児童期プログラム」は、まさにこうした受講生のお声に応えるかたちで生まれました。6〜12歳のこどもの発達的特徴を深く学び、こどもをより的確に観察しながら、その時期の育ちをサポートするための方法を実践的に身につけていくプログラムです。
今回ご紹介するのは、その児童期プログラムを受講した3人の受講生―瑛子さん、智子さん、悠さんのリアルなお声。それぞれが異なる背景や悩みを抱えながらも、このプログラムを通じてどのような気づきや変化を得たのかを3名の対談方式でお聞きしました。

瑛子さん
お住まい:東京都
ご職業:会社員
お子さまの人数:2人(6歳、2歳)

智子さん
お住まい:兵庫県
ご職業:英語リトミック教師
お子さまの人数:3人(13歳、10歳、8歳)

悠さん
お住まい:埼玉県
ご職業:会社員
お子さまの人数:3人(7歳、5歳、1歳)
※五十音順
児童期プログラムを受講しようと思ったきっかけは?
智子さん:私は13歳、10歳、8歳のこどもを子育てしていますが、児童期のこどもたちがどんどん成長し変化を見せる中で、これは正しいかかわり方なのかと悩むことが増えてしまって。スムーズな親子関係を築きたいと思って受講しました。
瑛子さん:私は4月から娘がちょうど小学生に上がるっていうタイミングで児童期プログラム開講のお知らせをもらいました。ちょうど娘の見せる姿に変化を感じていたこともあり、これから始まる児童期の発達をもっと知りたいという思いが強かったです。
悠さん:私もお二人と同じくかかわりについて悩みを感じていました。具体的には7歳の長女と性格が真逆でかかわりに悩んでいたんです。まずは情報を探そうとしたのですが、児童期に入ったとたんどんな知識をインプットすればよいのかわからなくなって。SNSや本の情報だけでは限界を感じていて、もっと体系的に学びたい!と思って受講しました。
智子さん:わかります。こどもの発達を学んでいくと、児童期、そして思春期についても体系的に理解したい!って思いが出てきますよね。

受講前には具体的にどんなことに不安や悩みを感じていましたか?
瑛子さん:そうですね。私の場合、受講当時は娘はまだ保育園に通っていて、習い事でそろばんを始めたんですがその宿題に対して「やりたくない」「明日やる」が続いたんです。今までは好きなことをやっていればよいというスタンスだったのですが、今後を考えるとその対応でよいのか不安で揺らぎました。宿題をやらないこと自体は問題ではないと思いつつ、今この時期に何を大事にしていけばいいのかわからなくなって…。そんなモヤモヤがありました。
智子さん:瑛子さんと同じく、我が家も宿題の対応で困っていました。うちはもともと宿題は親は見ません、っていうスタイルだったんですけど、あまりにも放任すぎる?と悩むことがありました。さらに、特に下の子たちなんですが小学生になってからの言動が気になっていて。学校で覚えてくる汚い言葉をどう捉えるか迷っていました。叱るのか、それとも尊重するのか。さらに“〇〇ちゃんがこんなことしてた”みたいな話をどう扱えばよいのか…。それに加えて、幼児期にできていたことが小学校に入ったとたんできなくなることも増えて、どこまで放任していいのか、加減がわからなくなっていました。
悠さん:そうなんですよね。同じようにうちは小学校に入ってから「面倒くさい」が加速しているような気がしました。さらに新しい環境の中で全体的に疲れている感じがあって。出発時間が早くなって、幼児期のように“待つ”とか“穏やかに見守る”ことが物理的にも気持ち的にも難しくなってきました。自立を支えるとは言っても、どこまで助けていいのかわからなくなっていました。
知識を得ることで、不安が安心、そして自信へと変わっていった

受講を通して、どんな気づきや変化がありましたか?
悠さん:そうですね、私にとっては知識を得たことが一番安心に繋がりました。具体的には内的秩序※という概念を知って、日常のこどもの様子を受け止められるようになりました。さきほどお伝えした「何でも面倒くさいという姿」も秩序が乱れているように見えても、それは発達の一段階なんだと思えるようになり、かかわり方も変わりました。
※内的秩序・・・自分の中に形成される「当たり前」の概念やパターンのこと
瑛子さん:わかります!私もこどものだらしなさにイライラしていたけれど、それも内的秩序が育っている過程なんだ、と理解してからは、心に余裕を持って見守れるようになりましたね。あとは群衆本能についての学びでは、お友達と遊びたい!と言う姿はそういうことか〜って。日常の姿とリンクした学びでした。それからは「あ〜児童期やってるね〜!」と思える余裕ができました。(笑)
悠さん:発達の背景にある理論を知ると、こどもの行動を単なる「困りごと」としてではなく、成長過程の一環として捉えられますよね。
智子さん:本当に!”児童期あるある”だってわかると安心しますよね!私は講師のあきえ先生が仰っていた「一度獲得したら一生機能する」というフレーズが印象に残っています。私自身がガールスカウト活動をしていたこともあって、ゴーイングアウトの大切さ、原体験を通じて記憶が定着する大切さを改めて感じ、自信を持ってこどもたちにもいろいろな体験、環境を味わってもらいたいなと思えました。
瑛子さん:ガールスカウト!受講生との交流で話題に上がっていてとても興味が湧きました!実は早速近所で参加できるところを探しているんです。そんな受講生からの情報共有もとってもありがたかったです。

プログラムでの学びをどのように実生活に取り入れていますか?
瑛子さん:そうですね、群衆本能を持つこどもの特性を意識して、友達と遊ぶ時間をしっかり取るようにしています。片付けも、強制せず、最終的に自分でやれるようになることを信じて見守るようになりました。
悠さん:そうなんですよね!私も瑛子さんと同じく、お片付けに対して過度に介入すること、つまりは物理的秩序を強制することはやめて、こどもが今抱えている思考や関心事にエネルギーを向けるようになりました。またこどもが自らお友達と遊べる計画を立てられるように、カレンダーに“予定のない日”を書き込むなど、こどもが本来向かうべきところにエネルギーを注げるように工夫をしています。
智子さん:素敵な工夫ですね!私も同じで、やはりお友達との時間を大切に考えられるようになりましたね。こども自身が遊びの予定を考える力を育てたいので、“どうすれば友達と遊べるか”を自分で考えさせるようにしています。
実を収穫するための種まきでなくていい、今この瞬間を大切に──こどもへのまなざしが変わった

学びを通して価値観や考え方の変化はありましたか?
悠さん:私はですね、自分がもやっと感じるような行動をこどもが見せた時、「児童期だから手遅れなのか」「幼児期に何か不足していたからかな」と考えてしまうことがあったのですが、児童期を学んだことで、児童期の今だからこそできるかかわりがあるんだ!って気づけたのが大きかったです。
智子さん:うんうん、今この時だからこそ!ってありますよね。私は“できるだけ多くの種をまく”という言葉が印象に残っています。受講前は、色んなことをさせすぎてる?っていう不安がありましたが、どんどん原体験をさせてあげたい!って自信を持てるようになりましたね。
瑛子さん:わかります、私も智子さんと同じで、原体験については自分の考え方が大きく変わりました。種まきっていうのは別に実を収穫するためだけではない、というあきえ先生のお話から、これまですぐに成果を求めがちだったけれど、たとえ目に見える結果がすぐになくても面白そうならやってみるという姿勢を大事にしたいなと思うようになりました。
悠さん:児童期の今のかかわり方を知って、これまでよりもポジティブにこどもの姿を捉えられるようになりましたよね。
仲間と一緒に学ぶことができて良かった点はありますか?
智子さん:やっぱり同じ年齢のこどもを持つ親同士で悩みを共有できるだけで安心できました。瑛子さんと悠さんとは講義中同じグループで、ブレイクアウトルームで「わかる!わかる!」と共感し合えるのがとてもありがたかったです。
瑛子さん:安心感、本当に同感です。それに私はこどもが4月から新1年生だったこともあり、智子さんや悠さんなど小学生のこどもを持つ先輩受講生の話を聞いて、未来をイメージできました。
悠さん:ブレイクアウトルーム、いつも盛り上がっちゃいますよね!同じ学びを得ている安心できる仲間と、知識をもとに解決策をひたすら一緒に考える時間が何より貴重で、、今日再び智子さんと瑛子さんとお話できるのも楽しみ!って思ってました。
このプログラムをこれから受けたい!と思っている未来の受講生にメッセージをお願いします。
瑛子さん:はい、私はこどもが児童期にさしかかり、少しずつ見えてきたこどもの変化に戸惑いや不安を感じたのですが、知識を得たことでこどもと接する時に心の余裕が持てたり、本来使うべきエネルギーがあると知ってそれをサポートしようと思えるようになりました。私のように児童期を目の前にしたお子さんがいる方にぜひおすすめしたいです。
悠さん:そうですね、こどもとの時間をもっと心地よいものにしたい方に、こどもだけでなく大人もその時間を楽しみたい方にぜひおすすめしたいです。親も子も安心して過ごせる時間が増えると思います。
智子さん:本当ですね、瑛子さんが仰るようにこれから児童期をむかえる方たちにはぜひおすすめしたいです!子育て本に書いてある対応通りにうまくいかないのは当たり前。そんな時に悩みを話し合える仲間と出会えるのもMPの魅力です。私自身はMPはご自愛の時間と捉えています。学びが自分自身を満たし、子育てが穏やかになるからです。
あなたにとってMPとはどんな場所ですか?
智子さん:子育ての軸を育む場所です。悩んでもまた戻ってこられる、心の拠り所ですね。
瑛子さん:自分自身と向き合い、内面の声に耳を傾け、成長していく場所。こどもが児童期に入ってきた今、私自身もその発達に合った成長を一緒にしていきたいと思えるようになりました。
悠さん:自分や子育てを更新できる場所。知識をインプットすることで、かかわり方も自分自身のありたい姿もブラッシュアップされていく感覚があります。
“わからないから不安”だったところから、“知識を得たことで安心し、自信を持ってこどもを見守れるようになった”。
正しい理解によって生まれた安心と自信と実践が、「こどもを信じて見守る力」へとつながっていくことを3人の皆さんの対談で感じたのではないでしょうか。