子育てにモンテッソーリ教育を取り入れる
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溢れる情報に迷っていた私が、こどもを変えようとせず自分に問いかけたこと

Before:情報に振り回され、「こどもをどうにかしなきゃ」と悩んでいた毎日
上の子がちょうど自我が芽生えてきた頃に下の子を出産し、「なんでうちの子だけこうなんだろう」「なんで“やめて”が聞けないんだろう」と、溢れる子育て情報の中でイライラしてしまう毎日を過ごしていたという真奈美さん。
そんな中、モンテッソーリペアレンツ(以下MP)と出会い、「こどもを変えるのではなく、自分の子育ての軸を育む」という言葉に惹かれて受講を決意。
「こどもに向き合うことは、自分に向き合うこと」。そう語る真奈美さんが、多忙な日々の中で学びを無理なく生活に取り入れ、心の余裕を取り戻していったストーリーをお伺いしました。

西川真奈美さん
お住まい:栃木県
ご職業:会社員
お子さまの人数:2人(3歳、1歳)
(2025年1月受講開始)
情報に振り回され、こどもばかりにフォーカスしていた受講前

受講前は子育てでどんなお悩みがありましたか?
当時は1人目が2歳で、下の子が生まれたばかりの時期でした。上の子の自我が出てきて、力加減も分からないから下の子に対して危ないことをしてしまったりして。「この子をなんとかしなきゃ」「大人しくさせなきゃ」とすごく思っていた時期がありました。
お風呂に入っているときやオムツ替えをしている時、熱いミルクを作っている時など、どうしても手が離せない時にやってほしくないことをされてしまって。「危ないからやめて」とお願いしても全然聞いてくれず、そこからギャーッと泣かれてしまう…そんなことが何度も重なって、「なんでこんなことするんだろう」「なんでうちの子だけこうなんだろう」と、SNSで一生懸命答えを探しているような毎日でした。
当時はSNSで「これをしたら手先が育つ」とか、おもちゃや教具、寝る時間などの情報をちょこちょこ集めては、試して失敗して…を繰り返していて。「こどもをどうにかしよう」と、こどもばかりにフォーカスしていたり、余裕がなくて、こどもがやることに「やめて!」と抑え込んだりイライラしたりしていましたね。
モンテッソーリペアレンツで学ぼうと決意された理由は?
SNSで調べていく中で、「モンテッソーリ教育」というワードを見つけたのが始まりでした。
当時はSNSで表面的なノウハウや情報ばかりを集めてしまっていて。でも、そんなふうに情報をたくさん集めること自体に疲れちゃっていたんですよね。
そうやって自分がブレブレになっている中で、MPの「自分の軸を育てる」というワードにすごく惹かれました。
他の情報は「どうしたら手先が育つか」みたいなものが多かった中で、MPの「自分の軸を育てる」という視点が自分に向いているなと感じました。
いろんな情報に振り回されて、こどもへのかかわり方がブレブレになっていたからこそ、「私、自分の軸がないのかも」「こどもをどうにかするんじゃなくて、自分が変わらなきゃいけないところがあるのかも」と思って、受講を決めました。
「こどもをなんとかする」から「自分と環境を整える」へ
学び始めてから、ご自身にどのような変化がありましたか?
一番大きく変わったのは、感情的に反応せずに一呼吸置いてこどもを待てるようになったことです。
以前は「ダメ!やめて!」と否定したり抑え込んだりするだけだったのが、MPでこどもの発達などを学んだことで、「衝動的にやってるんだ」「この行動には理由があるんだ」と思えて、一呼吸置ける余裕ができました。
例えば、こどもが椅子に登ろうとしている時も、前なら「危ないから降りて!」と怒っていたのが、「登りたい欲求があるんだな。それなら安全に登れる場所に行こうか」と冷静に次の工夫を考えられるようになったんです。
こどもをどうにか変えようとするのではなくて、「自分の言い方を変えてみる」「こどもがやりたい欲求を満たせる環境を整える」という風に、自分と環境を整える方に捉え方が変わっていきました。

(右)お料理のお手伝いで卵を割って混ぜている様子卵がどんな風に混ざるか観察中
具体的に「待つことができた」と感じたエピソードはありますか?
最近、4歳の上の子が自分で牛乳を注ごうとして、上からワーッと全部被っちゃったことがあって(笑)。
前だったら「えー!何してんの!」って言っちゃっていたと思うんですけど、「あ、やっちゃった」みたいな本人の顔を見て、私も一呼吸置けたんです。
次からは自分で椅子を冷蔵庫まで持ってきて、高さを調整して持つようになっていて、自分で考えて工夫しているんだなと思いましたね。
我が家では、ダイニングテーブルの隣に雑巾をたくさん重ねて置いてあるんです。そうやって環境を整えておくと、こどもは自分で雑巾を取りに行って拭いて、使い終わったら洗濯機に入れるところまでできるようになっていて。
環境を整えてあるから安心して見守れるし、前だったらイライラしていたけど「こぼしても拭けばいいや」って思えるようになったのは、すごく大きな変化だなと思います。
ご自身が変化したことで、パートナーシップにも変化はありましたか?
夫へのかかわりもすごく変わったと思います。以前は自分の思いを言わずに「察してほしい」と思ったり、何かあっても言わずに自分でやっていたり、「やめてよ」で終わってしまっていました。
でも、MPで自分に向き合って、自分の気持ちを言語化するようになってからは、「こういう時はこうしてみたら」「こういう風に環境を整えたいからこうしてほしい」と具体的にお願いしたり、選択肢を出して伝えられるようになりました。
こどもに対してだけでなく、夫に対しても自分の中で一度振り返って言葉で伝えられるようになったのは、とても変化したところだなと感じています。
仲間とつながれる場と「スキマ時間」の活用で、無理なく続く学び
学びの中で、印象に残っている瞬間や好きな時間はありますか?
やっぱり一番は、リアルタイムでお話を聞ける場があることですね。動画を見るだけじゃなくて、自分が今悩んでいることや心にあることを直接聞いてみたりできる。それが、「じゃあ生活の中でこうしてみようかな」と自分のかかわり方を考えてみるきっかけになっています。
それに、他の受講生さんのリアルなお話や色々な視点を知れるのもすごく勉強になります。「うちだけじゃないんだな」って思えたり、いろんな観点があることを知れたりして。自分のかかわり方がブレてしまいそうな時も、その場に立ち戻ることで、自分のマインドを取り戻したり、振り返ったりできる大切な場所になっています。
忙しい毎日、学びをどのように日常に取り入れていますか?
通勤時間を活用して、車の中で耳で聞くようにしています。職場まで片道30分くらいあるので、ライブ授業やレッスン動画を聴いて、会社に着いて車を降りる前の少しの時間でノートに書き出したりしています。
育休中は「見なきゃ、やらなきゃ」っていう使命感が強かったんですけど、今は1日の中での自分を見直す時間として無理なく生活に落とし込めています。

こどもに向き合うことは、自分に向き合うこと
真奈美さんにとって、MPはどんな場所ですか?
私にとっては「振り返って、前向きになれる場所」ですね。
日々過ごしていると「失敗しちゃったな」「あんなふうにしちゃったな」と思うこともありますが、MPで振り返ることで「次はこうしてみよう!」って思える。自分を振り返って、また前向きになれる場所だなって思いますね。
ズバリ!子育ての軸を教えてください。
私が大切にしたいのは、「こどもの中にある答えを一緒に見つけていきたい。そして、その中で大人も一緒に成長していきたい」ということなのかなと思っています。
こどもをどうにか変えようとするんじゃなくて、悩んでいる時は「自分に向き合えているかな」「自分がブレていないかな」って自分を見つめ直すこと。答えはこどもが持っていると思っているので、こどもを見ながら自分の軸をこれからも育てていきたいなと思っています。
モンテッソーリペアレンツをどんな方におすすめしたいですか?
子育てに迷っている人や、いろんな情報があって迷子になって疲れてしまっている人、自分に自信がない人にこそおすすめしたいです。
「自分を変えたい」「こどもとの時間を楽しみたい」と思っている方に、ぜひ知ってほしいなと思います!






